ご家族や親戚に不幸があった時など、神社への参拝や神棚、お祭りへの参加、お祝い事などを一定の期間遠慮し、謹みます。
ここでは、ごく一般的な忌服に関して記載しますが、地域の習慣や近い親戚、遠い親戚、同居の有無により、違いがあることをご理解下さい。
ご家族が亡くなったとき、一定の期間、身を慎みます。
この期間中を「忌中」と言い、神社への参拝、祭りごとへの参加、お祝い事等を遠慮するのが一般的です。
その期間は、ご自身と、亡くなった方との血縁がどうであったかによって、変わります。
地域の習慣もありますが、下表をご参考にして下さい。
また、親しい間柄であっても、血縁関係が無い場合は、忌中は該当しません。
(神社本庁<神葬祭の栞>より抜粋) 死亡者 忌間 死亡者 忌間
父母 50日(1) 嫡子 20日(1)
祖父母 30日(2) 末子 10日(1)
曾祖父母 30日(3) 伯叔父母 20日(3)
夫 30日(1) 兄弟姉妹 20日(2)
妻 20日(1) いとこ 3日(4)
義父母 30日(1) 甥姪 4日(3)
( )内の数字が親等です。
ご家族等がなくなったとき、その日より忌中の間は、神棚に白布や半紙を掛け、お供えや参拝はしばらく遠慮します。
また、この期間が過ぎていれば、新年の新しいお札をお受けになってもかまいません。